雄大な響灘の景観に包まれたグランピングエリア
夕陽の絶景スポット “TOMORROW COAST” の魅力
若松トピックス 若松を興す

西小倉運輸(株) 代表取締役会長 下川雅夫さん
澄み切った青空と白い砂浜の先に広がる雄大な響灘に面したTOMORROW COASTは、水平線に沈む夕陽の絶景スポットでもある。ビーチサイドには洒落たリゾート・インテリアを配したパールホワイトのトレーラーハウスが並び、広い敷地内にはカフェやBBQ場、フリーサイトスペース、ドッグラン、イベントスペースなどが設けられ、四季を通じて若者たちが集う代表的なグランピングエリアになっている。2023年4月の開業以来、若松北海岸のホットスポットとして注目されるTOMORROW COASTの代表、下川雅夫さんに今後の見通しや取り組みについて伺った。
- 響灘を臨むこの場所にグランピンエリアを構想したきっかけは?
下川さん:今から4年前、2021年に家業である運送業を引き継いだんですが、長年、医療機器業界で働いていたので、当初は業務ギャップの大きさに戸惑いました。そこで運送業のメリットを生かしたトレーラーハウスを使ったグランピング事業を思いつき、方々の候補地を見てまわるなかでこの場所に巡り合いました。
何度か訪れるうちに、「このまま眠らせておくのはもったいない。この夕陽の景観を一人でも多くの人に見せたい」との思いが募り、この場所でのグランピング事業に着手しました。
事業計画を持って地権者の方に会い、私の熱い思いを伝え、敷地を見せてもらった時は、ショートコースのゴルフ場を閉鎖して7~8年ほど経過してましたから、雑草が生い茂り、其処かしこにスズメバチの巣があるような有様でした。
- 開業までにはかなり設備投資をされたのでは?
下川さん:そうですね。トレーラーハウスだけでも、カフェバーや事務所棟用を合わせると30台ほどですし、約5ヘクタールの敷地整備や給排水設備にかかった費用、その他費用を含めるとかなりの金額になりました。
しかし、こうした設備投資によって、愛犬と同宿できる宿泊棟を含む20棟のトレーラーハウスが整備され、トイレ・シャワー設備やアクティビティを充実させたことで、グランピング施設としての利便性や認知度が向上しました。
最近の宿泊者の傾向を見ると、北九州市内の人は3割程度で、7割が市外の人です。また、時折、海外からの長期宿泊者が訪れることから、SNSを活用した宣伝効果も徐々に現れてきたと感じています。
-TOMORROW COASTでは、定期的にイベントを開催しているんですか?
下川さん:広大な響灘の景観のなかでも3月から8月にかけて水平線に沈む夕陽が美しく、この時期に多くのイベントを開催しています。3月のNorth Coast Festivalを皮切りに、4月のロックイベントや5月のゴールデンウィークイベント、夏のバーベキューイベントなど、季節に合わせた多彩な催しが人気を博しています。
イベントの開催時には多くの若者が来場しますが、最近ではカフェを訪れる若者も増えつつあり、宿泊客を含めると年間約3万人がTOMORROW COASTを利用しています。また、響灘沖合の洋上風力発電が稼働するようになれば、絶好の見学スポットとして多くの来場者が期待できます。
- 今後、どのような取り組みを計画していますか?
下川さん:先ずは集客力を高めることですね。われわれだけでは限界がありますから、北海岸全体で地域への集客に取り組む体制づくりが必要です。
TOMORROW COASTの敷地にはまだ十分余裕がありますから、サウナやカフェを誘致したり、敷地内での共同事業を模索するなど、魅力を高めるため積極的な事業展開を図りたいと考えています。
また、個人的には若松北海岸をアーティストが集う地域にする取り組みとして、例えばダンススクールの先生方と協力しながら、中高生によるTOMORROW COASTのイメージダンスユニットを編成し、このユニットを通じて若松北海岸のPR活動を展開するとか、絵画や商業デザインなどを専攻するアーティスト養成学校を北海岸地域に誘致するなど、「芸術家が集う北海岸」のイメージづくりが重要だと思います。
- TOMORROW COASTへの行き方
【車で行く場合】 国道495号線、市営バス停「後」付近に立つTOMORROW COASTの大型看板を右折
【市営バスで行く場合】 北九州市営バス停「後」下車、TOMORROW COASTの大型看板に沿って、徒歩15分ほど
詳細については、https://tomorrow-coast.com をご覧ください。