「水」をテーマにした作品展 北九州市立美術館で開催
― 戸畑区出身、鎌倉在住の彫刻家・滝本光國さん ―
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木彫への関心を深めた滝本さんは1977年にイタリアのミラノに渡り、彫刻家・豊福智徳に師事しました。1980年に帰国してから作品の制作と発表に取り組み、仏像の修復家としても博物館所蔵品や古寺に伝わる像を数多く手がけてきました。
「水」をテーマにした今回の作品展では、水が織りなす自然界の事象をモチーフにした秀作を展示。なかでも連作の多い「滝シリーズ」は水流の神秘性を鑿で彫りだす作者のこだわりが感じられます。
個展やアートフェアへの出品を重ね、国内外に多くのコレクターを有する彫刻家・滝本光圀さんの展示会は、5月18日から北九州市立美術館本館で開催されています。