日韓大学生たちの若松観光

若松トピックス

1月28日(日) 肌寒い小雨が降るなか、韓国と日本の大学生たちが若松地域を見学しました。韓国釜山にある東義大学ホテルコンベンション経営学科と九州国際大学地域経済学科(観光ビジネスコース)は相互訪問研究会を行っており、今回は東義大学学生11人が3泊4日の日程で九州国際大学を訪問し、親交を深めました。

指導教授と両大学学生(合計22名)は小倉(Kokura)城や松本清張(Matsumoto Seicho)記念館見学の後、若松地域に向かい、千畳敷(Senjyojiki)、遠見ケ鼻(Tomigahana)、河伯洞(Kahakudo)、高塔山(Takato-yama)などを散策。妙見崎(Myokenzaki)灯台から見渡す響灘(Hibikinada)の眺望、河伯洞の建築様式や火野葦平(Hino Ashihei)の作品と人柄に感動したようです。

「歴史ある日本家屋の趣に関心を持った」「暖かくなったら、もう一度、若松北海岸の景色を見に来たい」などの感想や、「こうした観光資源をゆったり楽しめる民泊施設やカフェ、レストランが在れば、観光地としての魅力がもっと高まる」といった意見があり、若松観光の魅力と課題が指摘されました。

 

日韓大学生による地域観光資源活用に関する研究会の一環として実施された今回の若松観光については、九州国際大学及び東義大学の各ホ-ムページに紹介されています。

・九州国際大学 地域経済学科ゼミ「日韓大学生間交流・発表会 北九州」
 https://www.kiu.ac.jp/2024/01/30/post-33780/

・東義大 ホテルコンベンション経営学科と九州国際大学による観光資源研究活動
 ~北九州市若松地域の訪問を通じた観光資源活用について~
 https://www.deu.ac.kr/www/boardview/9/2365

<東義大学について>
韓国・釜山市にある東義大学は1976年に設立された私立大学で、学生総数は約1万6千人の総合大学です。
東義大学HP:https://www.deu.ac.kr/www